スラックラインの説明
スラックラインとは、ウェビング(ライン)と呼ばれる幅2.5cm〜5cmの細いベルト状のラインの上で「歩く」「ポーズ」「跳びはねる」ことのバランスを楽しむスポーツになります。綱渡り(重心バランス)とトランポリン(空中バランス)を合わせた様な特徴があります。
スラックラインは日常的と離れて、自分と向き合う時間を過ごすことができます。
ただラインの上でバランスをとるだけ単純なことができそうでできない…けど練習すればできる!
まるで幼少時代に初めて自転車に乗れた時の、あの感覚と似ているように感じます
自分と向き合い、頭で考えるのではなく、何も考えないこと(瞑想)が大切なことを教えてくれます
そして目標に達成した時には、とても嬉しく自分自身に自信と勇気をくれます。
スラックラインの歴史
1960年代、アメリカヨセミテのクライマーが雨の日に岩登りが出来ない時にバランス感覚を鍛える為に始められたと言われています。2007年ドイツのIDスポーツ社がギボンスラックラインとして、誰にでも簡単に設置出来る様に商品開発しました。そこからヨーロッパを中心に爆発的に広まっていき、今では世界中の人々に楽しまれています。
2010年ごろ日本に本格的に上陸し、現在では約4万人の競技や愛好家が存在し、各メディア等にも注目され、オンピック正式種目化に向けて活動する団体もあります。
競技としてもっとも盛んで、毎年全国各地でスラックラインの競技会が開催されており、世界大会で活躍する日本人もおり、世界でも有数な競技層が暑くレベルが高いのも日本になります。
スラックラインの種類(ジャンル)
スラックラインは設置する場所、テンション(張力)、長さ、目的によって様々な遊び方ができるのが最大の特徴である。長さ20m〜30m高さ150cm程度のラインの伸縮を利用しアクロバティックな技を行うトリックライン、長さ50〜100m以上のゆるく長いラインの上で歩行を楽しむロングライン、高さ10m以上の高所で精神的なコントロールが求められるハイライン、水面で楽しむウォーターライン、全くテンションをかけず垂らしたラインに乗るロデオライン、スラックラインの上でエクササイズを行うスラックラインフットネス、ヨガを行うヨガスラックラインと様々なジャンルがあります。
多くのジャンルがあるため、初めは高さ30cm程度長さ5m〜10m程度のラインを歩けるようになることが基礎になり、そこから上記のジャンルを楽しむことができ、自分にあったスラックラインを探すことができるのが特徴でもあります。
Competition YOGA slackline Long line High line Water line Fitness
スラックラインの設置方法
スラックライン セット 初心者用 木と木を視点に
一般的には木と木の2点間にスラックラインを張ります。最近ではアンカーと呼ばれるものを地中に埋め込むことで支点をつくる方法も開発されています。
初心者は安全面から長さ3〜5メートル、高さ30センチメートル程度から練習する事が推奨しています。室内用器具(移動式スラックライン )のスラックラックも市販されている。
木をアンカーとする場合は、細い木や弱った木は避けること。木の直径は25cm以上が望ましいとされる。木にラインを巻く際は、ツリープロテクター、ツリーウェアなどを巻いてラインと樹皮の保護に務めてください。(木の種類によっては倒木する恐れもあります。例えば桜など)
公園等の公共の場所で設置する場合は人、自転車、車などの通る動線に設置しないこと。
また、設置したままその場を離れないこと(トイレなど短時間の場合でも)
屋外で設置する場合は、公園事務所への許可または同意を得てやる事を推奨しています。また他の公園利用者へ挨拶や説明等を行う事でスラックラインへの関心や理解をえることができます。(クレームや注意されてしまうと今後スラックライン禁止といったことにも繋がります)
スラックラインの設置方法
スラックラインの設置方法について、日本スラックライン連盟公式サイトを参考にしてください。